【利尻山登山】送迎付きのレラモシリ宿泊で利尻登山旅行(`・ω・´)ゞ

利尻山は、北海道の利尻島にある標高1,717メートルの山です。利尻山は、日本の百名山の一つであり、美しい景色が広がることで有名です。

利尻山の登山は、夏期(6月から9月)に限定。登山口は、南側にある礼文町の羽幌港からフェリーで利尻島に渡り、利尻島の利尻富士登山口からスタートします。

利尻山の登山ルートは、2つあります。一つは利尻山の東側を登る「東沢ルート」で、もう一つは西側を登る「西沢ルート」です。どちらのルートも、岩場や急峻な登りがあり、初心者には難しいコースとなっています。

日本の百名山の1つ、最北端にある利尻山を登山しました。

登山に関わってる人に 「利尻山に登る!」 と言うと 「利尻はいいよ~」 「利尻、いいですね」 と、好反応な返事ばかりです。日本の100名山のトップバッターは独特な存在なようです。

masaru

何も知らないのに、利尻山っていうと、漠然と登ってみたいと思っちゃいます。

利尻山登山出発

マルゼンペンション レラモシリ

今回、利尻山登山は天候はすこぶる悪く、よく登頂したな…。という環境でしたが、これがよかったです。利尻島という、北海道の最北の離島でこの雨と風を浴びる登山というのがとても贅沢にすら思いました。利尻山は単独峰の離島ということもあり、景色や登山道が素晴らしいというイメージもあまりなく、ここを登れることにとても意味がある風に思ってました。なんとなく、誰もが来れる場所ではないような。

そんな僕にとっては意味のある、利尻山登山は思い出として、経験として、とても価値のある登山でした。

朝5時にマルゼンペンション レラモシリの店員さんに登山口まで送迎してもらい、いよいよ日本の百名山、利尻山登山出発です。

利尻山登山には利尻ルールというのがあります。

利尻山登山

利尻ルール
  1. 携帯トイレを使う
  2. ストックは登山道を傷つけないよう、キャップをつける
  3. 植生に入ったり、植生の上に腰をおろしたりしない

まぁ、どこの登山も一緒ですね。ルールを守って出発です。

登山開始からすぐに到着するのが利尻甘露泉水です。

利尻 利尻甘露泉水

甘露泉水(かんろせんすい)

利尻甘露泉水は、非常に純度の高い天然水で、鉱物成分がバランスよく含まれています。特に、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、硫酸塩などが豊富に含まれており、口当たりがまろやかで、飲みやすい水として人気があります。

また、利尻甘露泉水は、日本の食品衛生法で定められた「天然水」として認定されており、その品質は非常に高いとされています。利尻島には、利尻甘露泉水を採取して瓶詰めにする工場があり、全国に出荷されています。

 

利尻山登山をしてすぐに甘露泉水(かんろせんすい)日本最北端の日本名水百選に来ました。

北海道の登山の水はエキノコックスの心配でお水が飲めませんが、ここ、利尻は飲めます。ちなみにクマの心配もナシです。

12.5キロの利尻登山

利尻甘露泉水からさらに進み、12.5キロの利尻登山を楽しみます。でも、あまり天気がよろしくなく、6合目辺りからは雨でビシャビシャになりながらの登山に。

masaru

天候が良くなかったのもあり、なかなかのしんどい登山でした。

ガスの中から映画のワンシーンのように登場してきた友達
利尻山登山

利尻岳

この利尻岳山小屋で一休憩。恐らく頂上でお弁当を食べることはできないだろうということで、ここで頂くことに。

利尻岳山小屋

利尻山 8合目 長官山(ちょうかんざん)

利尻山 8合目 長官山

利尻山登山の8合目に到着。長官山(ちょうかんざん)という8合目です。正直、この8合目、次の9合目までは体力的には余裕でした。

8割登ってきて、あと2割、つぎの 9合目からがとてもしんどかったです。

利尻山の9合目 「ここからが正念場」

利尻島9合目

この利尻山の9合目に「ここからが正念場」と書いてて、本当にここからが正念場となる通りの登山に。この9合目からがなかなか…。

9.5合目辺りでかなりの暴風雨になり、一歩が踏み出せないという状況に。超過酷でした(;'∀')

風速16m/s以上の風が吹いてたようで、1歩踏み出すと少し体が揺らぐという状況で少々立ち止まったり。

利尻山じゃなかったらまず、下山してたけど、利尻まできて、あともう少しで頂上というのもあり登る。

そして利尻山山頂に到着

利尻山山頂

もちろん景色一切ナシ

利尻山登山

利尻山山頂
良く登ったなぁという自己満足と色んな思いを感じたりしました。頂上では5分ほど、写真を撮ったり動画を撮ったりしながらすぐに下山。

下の方まで来るとお天気は晴れてたりしてたのですが。

北海道最北の最高の高さで浴びるこの暴風雨での登山。ある意味すごく贅沢だと思うのと、一人ではムリだった利尻山登山をこの環境で登頂できたことに感謝しまくりでした。色々すごくいい経験をさせてもらいました。

帰りは利尻山コマドリプロジェクトの応援バッジを2つ買って利尻山をあとに
利尻山コマドリプロジェクトの応援バッジ

利尻登山 宿泊はマルゼンペンション レラモシリ

RERA MOSIR

住所 〒097-0101北海道利尻郡利尻富士町鴛泊栄町227-5
TEL 0163-82-2295
FAX 0163-82-2296
交通アクセス 鴛泊フェリーターミナルから車で5分。送迎あり
駐車場 有り 10台 無料 予約不要

masaru

ペンション レラモシリでは、露天風呂から利尻山が見えて贅沢気分も味わいました。

RERA MOSIR

利尻登山の送迎をしてもらえるホテル

この、ペンション レラモシリを選んだ理由は、

利尻山登山が目的で来た僕らには、早朝から、利尻山登山口まで送迎してもらえるというメリットがあって決めました。

ペンション レラモシリのオーナーは日本山岳ガイド協会の資格を持つ、通算600回以上の利尻山登頂の経験のある利尻山専門の山岳ガイドです。
ホームページはこちらです。
料理も最高でした。なぜか夜の料理の写真がないのですが…。

レラモシリ

 

レラモシリ

利尻登山1泊2日の旅行登山でした

利尻旅行

今回は旭岳、十勝美瑛岳の縦走と3つの登山旅行の予定で名古屋のお友達が北海道に来てました。

実は天気の影響で、フェリーが出てないという状況になり、利尻島に2泊することになりました。

masaru

こういうアクシデントも旅行っていい思い出になります。

利尻旅行

フェリーに乗って北海道最北端の島で百名山登山です。

たった2日間で、「北海道の利尻島で登山した」という一生の思い出になる時間となるので、登山好きな人はぜひ一度利尻島で登山をしてみて下さい。

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